スマホ完全ガイド
大手キャリア・サブブランド・格安SIMの違いと選び方
「スマホ代って結局どこが安いの?」 そんな声にこたえて、スマホ料金のしくみから大手キャリア・大手の安いプラン・格安SIMの3種類の違い、MNP・SIMフリーの基本と自分に合う通信会社の選び方までやさしくまとめました。 記事の最後に主要な通信会社を種類別の個別ガイドに整理しています。
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。 料金・プラン内容は2026年5月時点。 最新情報は各通信会社の公式サイトでご確認ください。

迷わず選べるようになる
① スマホ料金のしくみ
スマホで電話やネットを使うためには、通信会社(キャリア)と契約する必要があります。 この通信会社をどこにするかで、月々の料金もサポートも大きく変わります。 同じ電話番号・同じスマホを使ったままでも、別の会社に乗り換えればOK。 これが「スマホの乗り換え」です。
| 通信会社 | 月額の目安(データ20GB) |
|---|---|
| 大手キャリア(メインプラン) | 7,000円前後 |
| 大手キャリアの安いプラン(サブブランド) | 2,000〜3,000円 |
| 格安SIM(MVNO) | 1,000〜2,000円 |
💡 同じスマホ・同じ電話番号で、月の支払いだけで年4〜7万円変わることもあります。 「変えない理由がないくらい大きな差」が出るのが、スマホ代の見直しです。
なぜ会社で料金がこんなに違うの?
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は全国の電波塔・店舗・サポートを自社で持っているので料金は高め。 一方、サブブランド(ahamo・povo・LINEMO・ワイモバイル)は大手と同じ通信網を使いつつ、店舗を持たない・オンライン中心にすることでコストを下げています。 そして格安SIM(MVNO)は大手の回線を「借りて」運営しているので、さらに安く提供できる、という仕組みです。
📌 MVNO(仮想移動体通信事業者)は、自社で通信設備を持たず、大手通信キャリア(MNO:ドコモ、au、ソフトバンク)から回線を借りて通信サービスを提供する事業者です。
② MNP(番号そのまま乗り換え)とは
「乗り換えると電話番号が変わるんでしょ?」と思っている方も多いですが、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)という仕組みを使えば、同じ電話番号のまま別の通信会社へ乗り換えできます。 友だち・職場・銀行などに連絡先を変更してもらう必要はありません。
| 項目 | 変わる/変わらない |
|---|---|
| 電話番号 | そのまま使える(変わらない) |
| 料金プラン・データ容量 | 新しい会社の内容になる(変わる) |
| キャリアメール(@docomo.ne.jpなど) | 月330円程度の有料で持ち出し可能 |
| 使っているスマホ本体 | そのまま使える(SIMフリーなら) |
MNPの手順(2023年からとても簡単に)
以前はMNP予約番号を電話やWebで取得する必要がありましたが、2023年5月から「MNPワンストップ」という制度が始まり、新しい会社の申込画面で「MNPで乗り換え」を選ぶだけで完結します(一部対応外あり)。
乗り換え先の会社を決める
「自分の使い方に合うプラン」かどうかをまず決定。 後述の「選び方」を参考にどうぞ。
新しい会社のWebサイトで申し込み
「MNPで乗り換え」を選ぶ。 本人確認書類(運転免許証など)と支払い用クレジットカードを用意。 MNPワンストップ対応なら予約番号は不要。
SIM・新スマホが届いたら開通手続き
同梱の案内に従ってWebか電話で開通。 30分以内に切替が完了し、古い会社は自動的に解約されます。
スマホにSIMを入れる・APN設定
eSIMの場合はQRコード読み取りだけ。 物理SIMなら入れ替えてAPN(インターネット接続情報)を設定すれば完了。
💡 ほとんどの会社でMNP転出料は0円になりました(2021年の総務省ガイドライン)。 違約金が発生するのは「長期割引プラン」など一部のみ。 申込前に確認しましょう。
③ SIM・SIMフリーとは
SIM(シム)は「あなたの電話番号・契約情報が入った小さなチップ」のこと。 スマホに差し込むことで電波を受信できるようになります。 通信会社を変えるときも、このSIMを差し替える(または書き換える)だけでOKです。
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| SIM(物理SIM) | 主流の一番小さいサイズのnanoSIM(ナノシム)、もう少し大きいmicroSIM(マイクロシム)、自分でそれらのサイズに合わせて切り取れるマルチカットSIMがあります。スマホ本体ごとに対応するサイズが異なりますので、物理SIMを選ぶ際は注意が必要 |
| eSIM(イーシム) | スマホ内部に「読み込み」型。QRコードを読むだけで開通 |
また、デュアルSIMに対応しているスマホ本体であれば、1台のスマホに2つのSIM(物理SIMやeSIM)を入れて2つの回線を使い分けることができます(仕事用+プライベートなど)。
SIMロック・SIMロック解除とは
少し前まで、大手キャリアで買ったスマホには「SIMロック」がかかっていて、他社のSIMを入れても使えないようになっていました。 「SIMロック解除」はそれを外して、どの会社のSIMでも使えるようにする手続き。
2021年10月以降に大手で販売されたスマホはSIMロック禁止になり、最初からどこの会社のSIMでも使える状態です。 古い機種を使い続けている方は、各社のマイページから無料でSIMロック解除できます。 できない場合は各ショップで解除してもらいましょう。
SIMフリースマホとは
「最初から、どの会社のSIMでも使えるスマホ」のこと。 家電量販店・Amazon・Appleストアなどで売られているスマホはほぼすべてSIMフリーです。 中古スマホを買うときも「SIMフリー」「SIMロック解除済」と書かれているものを選べばOK。
④ 通信会社の「3種類」を整理
通信会社は大きく3つに分けられます。 上に行くほど月額は高くなりますが、店舗サポート・通信品質の安心感は手厚くなります。
| 種類 | 月額の目安(20GB) | こんな人に |
|---|---|---|
| Aの大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) | 7,000円前後 | 対面サポート重視/家族割を活用したい |
| Bの大手の安いプラン (ahamo・povo・LINEMO・ワイモバイル) | 2,000〜3,300円 | 通信品質も料金も両立したい |
| Cの格安SIM (IIJmio・mineo・日本通信SIM) | 1,000〜2,000円 | とにかく月額を最安にしたい |
🅰️ 大手キャリア(メインブランド)
ドコモ・au・ソフトバンクの3社で、自社の電波塔(通信網)を全国に張り巡らせている会社のメインプランです。 月額は高めですが、全国に店舗があり対面でサポートを受けられる・通信品質が安定している・家族割が手厚い・キャリア決済やキャリアメールが使えるのが強み。
- 長所:通信品質No.1/全国に店舗で対面サポート/家族割・固定回線とのセット割/キャリアメール/キャリア決済
- こんな人に:はじめてのスマホ/対面サポートが必要/家族で同じ会社にまとめたい/光回線とセットで割引を受けたい
🅱️ 大手キャリアの安いプラン(サブブランド)
大手キャリアが「もっと安く使いたい人」向けに用意した別ブランドです。 同じ通信網を使うので速度・品質はメインプランとほぼ同じ。 その代わり店舗サポートが基本なし・手続きはオンライン中心にすることでコストを下げています。 なお、楽天モバイルは独自の通信網を持っている大手キャリアと言ってもよいのですが、参入して間もなく、他の大手キャリアと比べて比較的低額でサービスを提供していますので、ここに区分しています。
- 長所:大手と同じ通信品質/月2,000〜3,300円/プラン内容がシンプル
- こんな人に:自分でWebで申込・設定できる/品質は妥協したくない/月額を半額以下にしたい
🅲 格安SIM(MVNO)
大手キャリアの回線を「借りて」運営する小さな通信会社のことです(MVNO=仮想移動体通信事業者)。 自社で電波塔を持たない代わりに、月額が圧倒的に安いのが特徴。 月990〜1,500円クラスのプランが選べる代わりに、お昼や夕方の混雑時に速度が落ちる・店舗サポートはほぼなしがデメリット。
- 長所:月1,000〜2,000円の最安級/豊富なプラン/余ったデータの繰越や家族間シェアなど独自機能
- こんな人に:とにかく月額を最安にしたい/お昼の速度低下を許容できる/自分でMNP・SIM設定ができる
⑤ 自分に合う通信会社の選び方(4ステップ)
通信会社選びは、次の4つを順番に考えるだけで決まります。
月のデータ量はどのくらい?
スマホの「使用データ量」はマイページで過去の月平均が見られます。 動画はWi-Fiだけでメインはメール・SNSなら月1〜5GB、動画も外で見るなら月20GB、ヘビーユーザーなら無制限を目安に。
通話はどのくらい使う?
LINE通話中心ならオプションいらず。 「電話を月数回」なら5分以内かけ放題(月550〜880円)、「仕事で長電話する」なら完全かけ放題(月1,650〜1,980円)を追加すればOK。
対面サポートは必要?
家電量販店やキャリアショップで質問したいならAの大手キャリアかBのワイモバイル(店舗あり)。 Webで全部済ませられるならBのオンライン専用やCの格安SIMで月額を大きく下げられます。
経済圏との連携
楽天市場をよく使う=楽天モバイル(SPU+4倍)、PayPayをよく使う=LINEMO/ソフトバンク、Pontaならau/povo2.0、dポイントならドコモ/ahamo。 同じ経済圏のサービスで揃えるとポイントが集約されます。
⑥ 種類別の個別ガイド
ここから先は、当サイトで紹介している主要通信会社を3種類別に整理しています。 気になった会社はクリックで詳細ガイドへ進めます。
🅰️ 大手キャリア(メインブランド)
全国の店舗・通信品質・家族割が強み。 「安心」「対面サポート」「家族でまとめる」を優先する方向け。
- auショップで対面サポート
- Pontaポイントが貯まる・使える
- auひかり・au PAY カードとのセット割
- PayPayポイントが貯まる
- SoftBank光・おうち割の手厚さ
- Yahoo!プレミアム特典が付属
🅱️ 大手キャリアの安いプラン(サブブランド)
大手と同じ通信品質で月額を2,000〜3,300円に抑えられる、もっとも王道のコスパ路線。 オンラインで申込・設定できる方ならまずここから検討。
- 3GB 990円のお手軽プラン
- LINEのトーク・通話がギガを消費しない
- 5分以内の通話定額付きプランあり
- SoftBankショップで対面サポート可
- 家族割で2回線目から1,000円引き
- SoftBank光・おうち割と併用可
- データ無制限が3,278円
- 楽天市場のSPU+4倍(楽天会員+3倍 還元アップ)
- Rakuten Linkで国内通話無料
🅲 格安SIM(MVNO)
月990〜1,500円クラスの最安級。 通信品質はお昼や混雑時にやや落ちる代わり、サブ回線・家族の2台目・とにかく節約したい方向け。
- ドコモ・au・ソフトバンク3回線から選べる
- 「マイそく」最大1.5Mbps使い放題プラン
- パケット放題Plus(385円)でリッチ運用